ある朝のことですが、朝起きてちょっとだけ身支度をした時、
異常に(3倍速くらい?)身のこなしが高速になったのです。
それは次にコーヒーを入れる時にも続いたのですが何故だか
それ程早く手を動かしてもブレる事も何らのミスをする事も
ありませんでした。
よくよく考えるとまるでビデオを早回しするが如く、正確に
手足が動き、なんの支障も無くスムーズな動きだったのです。
見方を変えるとその間だけ時間が数倍の速さで進んだと言う
感じがして、まるで時間を短縮した世界のように感じました。
時間にすると数分もない位かも知れませんが不思議な体験と
今はなっています。
どうも“真性幻覚”時も同じ事が起きているのではと考えて
います。幻覚中の時間が実際の時間と較べどうも長いためで、
例えば、10秒間に30秒間の体験(会話の長さとして)をしている
のでは?と言う感じがするのです。
サトラレ…自分の思考が流れ出ている感じで、周りに知られている、
又は知られているのではないかという感覚。
サトリ…他者の思考が自分に流れ込む感じで、周りの思考を知って
しまっている、又は知ってしまっているかも知れないという感覚。
どちらもESPとして言えばサトリはテレパス受信、サトラレはテレパス
送信という事となります。
問題は実際に周囲の人々が感じた通りの思考をしているのかそうで
ないのか、又、周囲の人々が思考した通りの事を受け取っているか
だと思います。
例えば思考を一言一句誤らず送受信出来たなら完璧に近いテレパス
と考えていいと思う。事によると潜在意識領域まで送受信が出来るの
かも知れないですし…
但し、その事を確認するのは余程条件が整わないとまず不可能な位、
困難なのではと考えています。
どの位一致すればテレパスとしていいのかと言う基準もなかなか設定
しにくい面があり、確実にテレパスとしか考えられないケースはなか
なか出てこないのではないかと考えています。
やはり、サトリやサトラレはまずは精神疾患を疑い、どうしても疾患では
説明がつかない事象があった場合にのみテレパスとするのが妥当だと
考えています。
以前、量販店(平たく言えばスーパー等)の卸の会社に
勤めていた時、営業課長から課長の担当しているある
ホームセンターで関西に初の店舗を出店する予定だが
その前にコンピュータの店舗マスターをメンテナンス
しておいて欲しいと頼まれたのです。その際に店舗名
だけ聞いたので、あと必要な店舗コードは?と聞くと、
それはまだ未定との事でした。
暫く経ち、課長に店舗コードはまだ決まってませんか?
と聞くと、店舗マスターのメンテナンスの事など私に
言っていないし、新店舗の計画も聞いてないとの事で、
私が変な事を言い出したと思われてしまいました。
その後、数か月は経っていないと記憶してるのですが、
課長が「社長と何かコネがあるのか?」と聞かれました。
「いいえ。」と言ったところ、また課長が不思議がって
いました。出店の話を得意先の担当者から初めて聞いた
ので、恐らく課長は確認したかったのだと思いました。
さらに詰めて聞いたら私が「真性幻覚での予知」として
課長から聞いた(実際には課長は言っていないのですが)
時期は社長の頭の中だけに新店舗計画があったとの事、
それで、さらに課長を驚かせてしまったのです。
指導者がいない状態で能力が覚醒する事があります。
アクティブテレパスが起きた場合も同様で事によると
精神状態が混乱したりします。
その症状が“統合失調症”に似ている場合はおそらく
100%、統合失調症と診断されるでしょう。
実は魔境であるのに疾病と誤診されるのはまず間違い
ありません。
通常の医療で完治しない場合は“難治性統合失調症”
と見做されると思います。
正しい“療法”についてはどうもヨガ系の技術にある
らしいのですが伝承者がごく少なく機会に恵まれない
と言う意味でも“治療は事実上困難”と思われます。
但し、他の方法でも門外不出で存在さえ隠されている
ものがあるかも知れませんが…
あと“蟲封じ(本来の意味も含む)”についても現在は
元の意味からすると形骸化していると考えるのが妥当
ではないでしょうか。
いずれにしても現代では西洋医学上も科学的でもPSI
の能力は認められていない為、当然な事として“疾病”
と誤って診断される状況は大問題だと考えています。
能力の覚醒にはどうやら3つのパターンがあるのではと考える。
一つは単独で覚醒するもの、もう一つは誘導されて覚醒するもの
またもう一つ、能力者の能力がコピペのように移植されるもの…
Wikiには禅による“魔境”については書かれているので仏教的な
事としてもコピペがある事を示唆していると思う。
ヨガ(タントラ)や気功でも同様な事が起きうると考えられる。
私の知る実例らしきものはどうやらタントラ系と言う予測がつく、
以前に気の輪のような感触を得た事もあるので気功にも関連する
可能性も捨てきれないが…
コピペによるもの、どちらも能力の一部だけ、或いは変形をする
場合にも接している。
但し、誘導によるものについては私自身は接した事がないので
コピペと同様な形になるのかはちょっと解りかねる処である。
魔境と言うのは誘導またはコピペされた側の精神的な強さ等が
不足していた場合にのみ起きているのでは? と言う感触がある。
能力の種類によってはその内容により間接的に魔境になるような
ケースを確認している。
予知なのに「自分が考えた(実は能力が想起型で出ているのだが)
思った事が未来に影響を与えてしまう。」と誤解したりして混乱
に至るケース等である。
この場合も含めて事により“統合失調症”に酷似した状態となる。
ここが統合失調症と言う誤診を生じやすい元凶だもと思われる。
元々は統合失調でないと言うのが原因だと思うが、統合失調症薬
等が効きにくいと言う感触も確かにある。
問題なのはほぼ100%“魔境”とは診断されずに統合失調症と診断
されて投薬を受けてしまう可能性が極めて高いと言う事であろう。
例え“魔境”と奇跡的に診断されたとしても医学的な対処は全くと
言って好い程出来ないのではあるが…